クラブ代表

代表 原拓也 

サッカーとの出会い

物心ついた時より、兄の影響により近所の公園でサッカーを始める。小学4年生の時に三輪小スポーツ少年団(三輪SSS)で本格的にサッカー人生をスタート。この頃、Jリーグが開幕して将来はJリーガーになることを決意。中学は地元の三輪中サッカー部、高校は強豪校の筑陽学園高等学校サッカー部に進む。

現役(プロ)時代

高校卒業後、ジュビロ磐田に入団。幼いころからの夢だった目標を叶える。
ここでの経験が今後の人生に大きな影響を与える。
その後、湘南ベルマーレ静岡FCでプロサッカー選手としてプレー。

コーチとして

現役を引退後、一旦はサッカー界から離れるも、自分の人生は全てサッカーを通して形成されている事に改めて感じると同時に、自分を育ててくれたサッカーに恩返ししたい気持ちが強くなり、FCバルセロナスクール福岡校開校時よりコーチをスタートする。

MISSION

「本当のサッカーを伝える」

本当のサッカーとは何か?」

サッカーに正解は1つではないし、これが本当のサッカーというものは無いかもしれません。
しかし、ジュビロに入団した当時の私は「本当のサッカーとは何か?」ということに気付かされました。

そしてそれは、プロになる前に知っておくべきことでした。
それを体現「出来る、出来ない」ではなく、大事なのはそれを「知っているか、知らないか」でした。

そこで、「本当のサッカーとは何か?」ということを伝えるためにも、コーチをスタートするにあたって決めた事がありました。それは、私たち指導者が「この子にはまだ早い」とか「まだ教える必要はない」と決め付けない!ということでした。子供たちの可能性は無限大です。それはFCバルセロナスクール福岡校での指導の中で実感することができました。

FCバルセロナの哲学、メソッドは本当に素晴らしいです。ただ正直に言うと、本当にこの子たちが体現出来るのだろうか?適応出来るのだろうか?と半信半疑でした。しかし、その考えは一瞬にして吹き飛びます。最初は戸惑う事も多々ありましたが、子供たちの吸収力、適応力は本当に素晴らしいものがありました。

「本当のサッカーとは何か?」ということを伝えるためにも、私が指導する選手には、バルサメソッドだけでなく、私が得てきた知識や経験は全て最初からきちんと伝えて、早い段階からサッカーの本質部分を伝えて行きたいと思っております。なぜなら、私たち指導者次第で子供たちの可能性がどれだけでも変わるという事を実感したからです。

「サッカーを仕事としていける人を増やす」

私自身もそうでしたが、現役を引退したあとは「サッカーで生活が出来ればそれが一番いい」と考えていました。
しかし、引退後は一般就職する選手も多く「サッカー(指導者など)を仕事としていくのは無理」「生活していけない」という現実を突きつけられました。

もちろん、サッカーの仕事で生計を立てている人もいますが、現状そういった選手は少なく、違う道に進む選手がほとんどでした。何より私もその一人でした。さらに、一般社会に出たことで、初めて知る事や自分の視野の狭さ、甘さなど痛感することになります。

ただ、逆に支えになったのもサッカーを通して学んだことでした。
「サッカーに育ててもらっていたんだ」と改めて感じること出来ました。

その想いは『サッカーを仕事にしていきたい』『サッカーを仕事としてやっていける環境を作りたい』という想いに変わっていきます。今回のクラブチームの創設も、そういった想いが根底にあったからです。

サッカーが大好きで、情熱を持っている人達が、実際にサッカーで生活出来るようになれば、子供たちにも良い目標を与えられるし、最終的に日本サッカー界の底上げにつながるとも思いました。

「サッカーを仕事としていける人を増やす」まだまだこれからですが、これも私の使命のひとつだと考えています。

この場所から

GULLID ASAKURA(グーリッド朝倉)では、この2つのMISSIONを朝倉(筑前町)からスタートします。
この場所からじゃないといけない理由があります。

私がサッカー選手になれた事、今こうして生活できている事、それは全て私がこの朝倉(筑前町)で生まれ、育てて頂いたおかげだからです。

もし朝倉じゃなかったらプロ選手になれなかったと思っています。もちろん今の私もいません。
たくさんの方に支えて頂いたおかげで、夢を叶える事が出来ました!サッカーを仕事としてやっていくことも出来ています!
これには感謝しかありません

その御恩返しとして、朝倉の地でスタートが出来ること。もうこれ以上の幸せはございません。
クラブチームの運営も、先に掲げた使命も、私ひとりの力だけで実現出来るような事ではありませんが、私なりに出来ることから頑張りたいと思っております。

そして、一人でも多くの人が『サッカーをやってよかった!GULLID ASAKURAでよかった!』と思ってもらえるようなクラブにして行きたいと思っています。どうぞこれからも暖かいご支援、ご声援を頂ければ幸いです。

いつも本当にありがとうございます。

原 拓也


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